より多くの知識がなければ務まらない仕事に挑戦していきたい
過去の話といえば、こんなこともありました。電気製品は配線を間違えると正常に動きませんし、プラスとマイナスを間違えるとショートして機械が壊れてしまうこともあります。私はそれをお客さまからの預かり物でやってしまったのです。図面をちゃんと見ていれば間違えることもなかったのですが、思い込みで作業したばかりに…。それ以来、慎重に作業することを心がけられるようになりました。
決められた工程や工数の中、正確にどれだけ早く作業ができるか? 特に回路が複雑であればあるほど、ミスなく配線ができ製品が完成したときの達成感は大きく、仕事のやりがいにつながっています。
そして、ゆくゆくは検査課の仕事をしてみたいとも思っています。組み上がった製品が問題なく動くかどうかをチェックする検査課では、まず図面を見ただけでどこがどう動くのかなど理解しておかなければなりません。その意味では製造部よりも多くの知識がなければ務まらない仕事だと思いますので、ぜひそれに挑戦してみたいのです。
最後に、これから就職をめざすみなさん。面接などではコミュニケーション力が大切だと言われます。面接などで質問をされたときには質問の意図をよく汲んで、的はずれな回答にならないように注意してみてください。